絵 画 6

Uncategorized

『青山義雄・喜多村知 二人展』

東京銀座の「フォルム画廊」(銀座6-8-7交詢ビル3F 2025、3,14~3,22) 先日、銀座6丁目の交詢ビル3Fのフォルム画廊にて『青山義雄・喜多村知 二人展』を拝見する機会が与えられました。力作揃えの素晴らしい展覧会でした。特に喜多村知さんは”木村忠太”の画風を彷彿とさせる様なところがありました。お二人とも南仏での生活体験が有った様です。木村忠太との交流が有ったのでしょうか。小品でしたが、力強さと共に繊細な筆使えを感じられとても良かったでです。

作者紹介                                                       青山 義雄(あおやま よしお、1894年1月10日~1996年10月9日)洋画家 1921年(大正10年)フランスに渡り、肺病を患い喀血。しかし、アンリー・マチスに才能を認められ、生涯、親交を結んだ。美術評論家・コレクターとして知られる福島繫太郎とは家族ぐるみの交際をした。『色彩の魔術師』とも『青山ブルー』とも評される。梅原龍三郎に請われて国画会会員となる。第1回佐分賞、中村彜賞を受賞。

喜多村知(きたむら さとる)
1907年大連に生まれる。郷里は山口県津和野。京都絵画専門学校、川端画学校に学ぶ。帝展に入選5回。のち国画会に出品(89年退会)。よく新潟を訪れ、佐渡や能生や弥彦を尋ねそれらの風景画を多く描かかれており、透明感のある暖かい色彩の作品を残しております。76年から洲之内徹の現代画廊で個展をほぼ毎年開催。95年下関市立美術館で回顧展。97年89歳で没


喜多村知 作品(10号程)木村忠太の作品を思わせます。交流は在ったのでしょうか。

喜多村知 作品(P15号程)

喜多村知 作品(6~8号)

青山義雄 作品(10号程)海水の青と空のブルーが実に気持ちの良いコントラストですね。

青山義雄 作品(10号程) 背景色の赤が実に気持ちの良い色合いでした。主役の壺を一層引き立てておりました。

青山義雄 作品

お二人とも、実に絵の成り立ちの技を知り尽くしておられ、安心して絵の中に入ってよく事が出来ました。銀座は面白い、貴重な宝物を発見出来る街です。

明日もまた、出会いを求めて銀座探索致します。

コメント

タイトルとURLをコピーしました