『今、農業を取り巻く状況が大問題です。』

今、農家の皆さんにとって各地で、トラクターデモが開催されている事をご存知でしょうか。また、今月の30日(2025/3月)都心、原宿近辺でトラクターデモが予定されているとの事。 一体、何がどうなっているのでしょうか❣ 本年の米の高騰、スーパーの棚からお米が姿を消しました。 ほとんど農業とは無縁な自分(実は生まれは新潟の寒村の次男として生を受けました)ではありますが、日本の食料問題、米問題、自給率問題と大きな課題を抱えている様相です。まだまだ、勉強不足のところが有りますが、私なりに考えを深めていきたいと思います。宜しくお願い致します。

鈴木宜弘先生(東大教授)の著書に「農業消滅」を手に致しました。農業を取り巻く状況がただ事でない、一人の日本人として黙って見過ごす訳にかない、そんな思いで読ませて頂いております。
農家さんが一年間働いて、手元に残るお金が¥10,000円、それを時給で換算すると、¥100円です。それに農家さんの平均年齢は69才との事です。若い世代を育てられない。そして、日本のお米の備蓄米は1,5ヶ月分しかない現状。ちなみに中国ではアメリカとの有事を考えて14億人の1,5年分の備蓄米をため込んでいるとか。今年(2025年)お米の高騰で政府は備蓄米を放出しましたが、どれ程に物価高騰を抑えられるやら! やはり、農政のあり方が全くおかしい。食は安全保障の要です。財務省の問題でも有ります。アメリカン・ヨーロッパ等の農家は育っただけ政府が買い上げてくれるとか、なんで日本は出来ない?昔、私が子供の頃は(定かではないが)そんな農家の優遇政策がなされていた様な気がします。 これは、農家さんの命の危機でもありますが、我々消費者の命の危機でもあります。日本の全国民の生き残るため(安全保障)の大問題です。 鈴木宜弘先生の著書にも記してありました。アメリカのある大学のレポートです。日本近くで戦争起こり核爆発が生じ、世界の流通がスットプしたら、日本で7000万人の餓死者が出るであろうとの事です。 トマホークやオスプレイを買うお金があったら、農民への優遇政策をもっと手広くやって下さいな❣
お互い目覚めなければなりません。自分如きに何ができる、ではなく、自分にも出来る事は何なのか、まずは気付き、意識の変革から始めよう。少し値段が高くても国産米を食べる。野菜、お肉も然り、地域での食材を消費して行く事を心掛ける。 大切な事ですが有ります。感謝して頂く事。育てて下さった、農家さんの方、そして、雨土太陽の自然の恵み、流通に携わて下さった方。そんな小さな事の変化が、政治を社会を世界を変えて行くと信じます。人間は霊的な存在です。しかし、この肉体が有って、始めて霊の探究も可能なのです。

2025年3月30日
東京の神宮外苑近くでのトラクターデモ
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