
先日、新潟を訪れる機会が与えられました。長岡駅に下車、駅コンコースに設置されている、縄文土器(レプリカ)を見る事が出来ました。一度みたいと思っておりました。レプリカの脇に岡本太郎の解説コメントも添えられていました。 なるほど、岡本太郎が ‶爆発だ” とおっしゃる通り、この土器から醸し出されれる気迫、只者ではありません、ぐねぐねした曲線の造形美、作家の晴ればれしたイネルギーが身体の奥へと伝わってきます。正に ‶爆発だ” です。 今から約3000年もの前の人、この気迫に満ちた創造性は何処からきたのか、深く考察したいものです。
『縄文 火焔土器 われわれが古い歴史をさかのぼって過去の姿をたしかめる情熱――言いようのない熱気であるかのように。自分たちが日本人として、人間としてどうあったか、現在どうあるべきなのか。・・・そういう、生きる意味をそこにつきつけられる思いがするからだ。』 『縄文土器。これを見たとき、心がひっくり返る思いだった。人間生命の根源。その神秘を凝集し、つきつけた凄み。私はかってこんなに圧倒的な美観にぶつかったことははかった。全身が‶ぶるぶる”ふるえあがった。 岡本太郎』


実は埴輪・土器等に関心を抱かされたのは、良著書との出会いでした。 『日本とユダヤの古代史&世界史』田中英道・茂木誠、両先生共著書です。

実に素晴らしい著作です。これまで、 ‶日本とユダヤの関係性” を扱った著書は多くの出版されております。私も何冊か購入したり図書館でお借りして読ませていただきました。この著書(田中・茂木両先生)は、これまでの多くの関連著書を全て網羅し、また聖書は勿論、日本の古事記・日本書紀等の内容を詳しく調べ、ユダヤ人との関連性明らかにして下さいました。 両先生の説によりますと、すでに縄文時代にユダヤ人は渡来していたのだ、との事です。現に千葉県の芝山古墳や群馬県の遺跡からユダヤ人(帽子を被り、みずら【あごひげ】を付けた)の埴輪が出土しております。また先程お話した火焔土器ですが、どこか大陸的な途方もない力強さを感じるのは私だけでしょうか。移動の手段としては陸路シルクロードの道(何世代かの時間を掛けて)、また海の道も考えられます、メソポタミアの地方では、葦が多く生息し、家さえもその葦で作っていたとの事です。 紅海を下りインドの海岸線を経由、遥かに短時間で日本に到達したのではないでしょうか!

しかし、こんなに古くから、また多くのユダヤ人が渡来しているのに、なんで日本はキリスト国にならなかったのでしようか?大いなる問題ではないでしょうか! 実は、私自身10年程前まで某キリスト教会(20年程継続)の会員でした。しかし、どうして聖書(教会)の教えに疑問を払拭出来ず、退会致した次第です。そして、仏教をかじり、そっこも中途半端で退会しました。心の支えをどこに求めるのか?未だに未解決です。 これ等の事、数々の疑問等は、田中英道先生や茂木誠先生にお手伝い頂きながら、少しずつ解明して行きたい思います。 古代の広大な大ロマン。また信仰の確信とは! ご期待して下さい❣
日々の瞑想を楽しみましょう。
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