「口と足で描いた絵」展

絵画

――――先週の2025年6月22日~28日まで東京有楽町の「交通会館B1ゴールデンサロン」にて開催された「口と足で描いた絵」の展覧会を拝見させて頂きました。皆さん事故によって、また生まれつき手に障害を持って生まれた方。それぞれにそのハンデ―を乗り越え、絵が描きたく、どれも口や足で描き上げた絵です。本当に、素晴らしさ出来栄えでした。賛同いたします。
 日本では「星野富弘さん」の絵が有名すね。星野さんの絵に唄われているポエムが好きです。   でも、この協会は日本で活動を始めて64年とのことです。凄いですね。
 私も手で描いている絵描きですが、技術的、精神的忍耐力には、頭が下がる思えです。
 頑張って下さい。豊かな絵描き人生をお祈り申し上げます。

全世界敵に活動されている「口と足で描く芸術家協会」が主催されている。協会の 

 ごあいさつ

 ドイツ人のA・E・シュテッツグマンは両手が不自由でした。                                                                キチンと働く場所もなく、路上で、器用に口に絵筆をくわえ似顔絵を描き生活の一助としていました。               様々な事情で手の自由を失った障害者達の自立は大変難しい時代でした。
 そんな仲間たちが集まり、口や足に絵筆を取り、絵を描く事で自らの生活を守り、社会的自立を目指して、1956年「口と足で描く芸術家協会」はヨーロッパの地で設立されました。                                      SELF-HELP NOT CHARITY(慈善ではない自立)の理念を掲げ、日本での活動も64年となりました。  障害者一人の力では社会的自立を目指すには大変難しい事です。                                              「口と足で描く芸術家協会」の理念には、様々なルールが有ります。                                                                   絵を描いて自立したいけれども、資金がない、勉強する手立てがない人には奨学金という形の補助が有ります。絵を描ける障害画家は、描いた絵を売って個人として利益を得るのではなく、描いた絵をもとにしたグッズから収益を得て、大勢の仲間たちに還元していくというシステムです。                                 初めは未熟な障害画家たちも、いつかは素敵な絵を描ける時が来ます。                                                                 一人一人の絶え間ない努力が全ての障害者の自立につながります。                                                               今回の春夏号カタログにも、成長過程にある障害者画家が登場します。                                                彼もきっと素敵な、皆様に喜んで頂ける魅力的な絵が描ける時が来ると信じます。
 今回もまた、様々な画家たちの、それぞれの想いと情熱を表現した絵から、作製したグッズの数々を載せております。
 ぜひご覧になって、ご支援頂けるますようお願い申し上げます。

                   「口と足で描いた芸術家協会」   

                                                           

会場入口です。
「実演中の古小路浩典画伯です。」

   絵は世界をつなぐ

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