先日(2025/2/9)、狛江市で開催されていた『小池邦夫特別展』を拝見させて頂きました。会場さほど広くはなく、こじんまりとした画廊でしたが、画廊全体に柔らかな温もり(作品から発散される力でしょうか)を感じられました。勿論、ピリリとした緊張感のある温もりでした。 大胆不敵な力強い墨の線と薄墨や顔彩の柔らかな温もりが、相まって小池邦夫さんの熟成された人間味を醸し出すておりました。 紙からはみ出そうな大きな文字と、また白い空間の取り方の絶妙さ、見ていて飽きることがありません。 小池邦夫さんの絵手紙の中にこんな言葉を発見しました。「小池邦夫は魔薬だ。やめると禁断症状を起こすのでやめられない。だから当分、勝手に、一方的に続ける。わがままを許されたし。」 絵手紙に惚れて、惚れて、惚れ抜いたんですね。小池邦夫さんは。人への愛に溢れてます。周りにある、一つ一つに対して愛の眼差しで接しておられる。なんと豊かな眼差しでしょうか❣

愛が無ければ何事も始まらない、そんなふうに、一枚一枚の「絵手紙」が語っている。こんな想いでいっつぱいになりました。技法とか材質ではなく、「愛」です。「愛」がなかったら心に響いてこない。これを自然に手紙に出せるまでに、どれほどの戦いがあり、苦悩を乗り越えて来た事か、しかしそんな迷いは微塵表す事はない。苦悩・迷い乗り越え、大笑いの中で仕事を淡々となされておられます。 真に悟られた方、人生の目的を達成された方です。真の幸いの方ですね。

小池邦夫さんの「我流絵手紙のための40のヒント」が書いてありました。 1)「絵手紙には決まりきったルールは一切ない。」を唯一のルールとする。 40)どんな字でも人の手で書いた字はそれぞれに美しいという想いを持って書く。実際、貴方の書く字世界中であなた一人しか書けない貴重なものなのだから。
さてと、私も一丁やってみるか❣ さーてと、どうなるものかいな❕ ご期待あれ‼ 書けたら、ブログに載せますぜ❕
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