内田恵市:「新作家美術協会委員」「日本美術家連盟会員」 町田市在住

――――内田恵市さんは、自分にとってもごく親しい友人のおひとりです。副題に在りますように「街と道祖神」をテーマとして、油絵を描き続けておられます。「道祖神」との出会いは、詳しくお聞きしたことは有りませんが、このテーマを持って腰を据えて取り組み格闘し続けております。今度一度、その「道祖神」との出会いをジックリお聞きしたいと思います。また、ブログでご紹介します。





画面の中ブルーも何故か温かみを感じる青です。









一筆一筆が根気よく、道祖神の柔らかさが描き込められております。 愛すべき作家です。
「道祖神」とは、何かをまとめてみました。
峠・辻・村境などにある、丸石や夫婦を象った石像や陰陽石を神体とする石仏のことです。
害虫・疫病・悪霊などの災厄の侵入を防ぐ結界・村の守り神として、道祖神は峠・辻や、村境に祀られています。 日本各地に存在し、地域の安全や繁栄を願って祀られている神様です。その魅力は、歴史と神話に根ざした信仰と、地域に息づく独自の文化があります。道祖神は、自然や人々の生活と密接に関わる存在であり、祭りや行事を通じて地域の人々とつながっています。

道祖神の形や姿は、石や木などの自然素材を用いて作られ、男女の神が一対で祀られることが多くあります。この姿が、地域の風土や歴史に根ざした信仰の象徴であり、観光や旅行の際に訪れることで、その土地ならではの神話や伝承に触れることができます。
道祖神の由来は、日本の神話や歴史に深く根ざしています。道祖神は、古代から日本各地に広がり、古事記や日本書紀などの古典にも登場します。道祖神は、その地域の神々と関係があり、神話においては天照大神や素盞嗚尊などの神々との縁が語られています。また、道祖神に関する伝承や神話は、地域毎に異なる特徴を持ちます。例えば、長野県の信州地方では、道祖神が疫病を鎮める役割を持っているという伝承があります。このように、道祖神の神話や伝承は、地域の歴史や文化を知る手がかりとなります。
――――神様はどこにでも、いらっしゃる。私たちのすぐお近くに。
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